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ガンダムビルドファイターズ 〜 粒子の輝き。若さの輝き。 な 第21話感想

アイラの魂は。



あの悪行に加担していない。





血に汚れぬ無垢なままの姿で、



救いを求めている。





レイジ




怒りで目を曇らせるな。





アイラを救えるのはお前だけ。




お前の役目なのだから、、、








ガンダムビルドファイターズ 第21話


「輝く粒子の中で」感想。








今話。



遂に、アイラの深淵に触れる。




本作ガンダムビルドファイターズの、



話の肝の一つ。





レイジの秘密。



プラフスキー粒子の秘密。



ks会長の秘密。(含むベイカー秘書)



それらと並ぶ、アイラの秘密。






アイラを、



救う事が出来る。





前話感想でそう言った私。





「本当だろうか?」




またしても囁くもう一人の自分。





本作は、


前話もしくは前半の流れをひっくり返すのが得意技。




前話で私はスタッフ陣が、


希望に至る仕掛けを施したように感じました。




それは。




穿った見方をすれば。





更なる悲劇へのプロローグなのではないか。


そう思う自分もいたのです。






しかし。





今話の結末は、



此れまでにも増して、



私の予想を完全に超えるものでした。





それを受けて。




今話感想は、


ストーリーを詳細に追っていくのではなく、


ちょっと違った視点から書いて見たいと思います。





実は。



「戦士の輝き」における、

フェニーチェとスタービルドストライクのバトル。



そして。


「心の形」における、

X魔王とスタービルドストライクのバトルを見た時点で感じており、




その後の戦国アストレイ、K9戦でほぼ。



今話のパピヨンとのバトルで確信に至った事がありましたが、



此れまで、


各話感想で綴りたいことが余りに多すぎて、

触れる機会を失っていた事を、




この機会に書いてみたいと思ったのです。






過去感想。



特にニルス君回の感想をお読みの方で、




「おいおい、この流れは、、、」



と思われた方はご安心を。





ニルス君の本題バトルの時のように、


激昂している訳ではありませんので。





また、この話は、


もしかしたらスタッフ陣へのインタビュー等で明らかになっており、


知っている方からしたら、



「何を今更」


な話かもしれません。




私は、


ネタバレによる視聴時の感動低下を恐れて、


事前情報をシャットアウトしていますので、


その辺りの頓珍漢ぶりがあった場合は、


ご容赦頂きたく。






さて、本題ですが、




本作ガンダムビルドファイターズは、


意図的にバトル描写を二つのパターンに分けている?



というのが、


フェリーニとマオ君、


それぞれとの本題バトルを見比べた時に受けた印象でした。




私の中で、



現時点におけるナンバーワン。



バーフェクトバトル。


バーフェクトストーリー。



世界大会予選最終フェーズにおける、

フェニーチェとスタービルドストライクのバトルこと、


「戦士の輝き」。




バトルに至るまで、その最中、ラストにおける心理描写。



全ての武装、全ての知略を尽くした果ての、殴り合い。



MSの挙動、重量感、軋む音まで聞こえてきそうな、

リアルさを感じさせる戦闘描写。

(バトル開始時の頭突きは、戦闘そのものに影響を与えないロマンとして受け止めました)



どのような死闘の果てであれ、


戦い終われば、

肩を並べてガンプラについて喜々として語り合える、

あまりにも爽やかなラスト。




一話30分に詰め込んだ内容としては、

その全てが完璧といえる仕上がりでした。




対して、


マオ君のX魔王とスタービルドストライクの、

世界大会決勝トーナメントにおけるバトルこと、


「心の形」。




其処に至るまでのマオ君の心理描写は、

フェリーニの「戦士の輝き」と同様、見事でした。



ただ、バトルに関しては、


単にフェリーニ回よりも時間が短い、というだけではなく、


別の視点の違いを感じていました。




フェニーチェとのバトルと異なり、


X魔王とのバトルは、


どちらかと言えばリアルさよりも、



派手さ、勢いを重視しているように見受けられました。



「心の形」回の感想でも書きましたが、


戦略的には、

他にやりようがあったと多分に思える、マオ君の戦法。



但し、


其れはマオ君の矜恃とも受け止めました。


技よりも戦略よりも、力。


其れは十分に納得出来るものでした。



何より、


彼は若い上に、

世界大会での強敵と戦った経験が足りない。


戦略に緻密さが足りなかったのは、

止むを得ないとも言えます。




それでも。



その時点での己の全て、


持てる全ての工夫を尽くした。



そう納得する事が出来ました。





一点引っかかったのは、



ビルドナックル。




マオ君の新装備にして、


マイクロウェーブに加え、

ソーラーエネルギーまでをも込めた魔王剣を、



明示的なチャージもないままに放たれたビルドナックルが、


アッサリとは言わないまでも、


結果として、


自身が半壊するでもなく砕いて見せたのは、



演出的には派手で見応えはあったものの、


かなり説得力を欠いた描写に思えました。



フェニーチェ戦のリアル感をもって当たるのならば、



RGの機動力で魔王剣を躱しながら、


X魔王本体に当てに行ったのではないか?


そう感じました。





真っ向からぶつかり合ってこそのロマン、熱さはあったものの、



たとえガンプラとはいえ、


両機ともに健在でのMS戦であれば、


躱してこその美学ではないか?



そう思わせる描写でした。

(フェニーチェ戦は、両機ともに満身創痍における、最後の一撃に等しい殴り合いでしたから)





その時点で、


もしかしたら、と思った感想。




フェニーチェとスタービルドストライクのバトル。


戦略、知略、MSの挙動や重量感、


リアルさを感じさせる、数々の其の描写は、


我々、

宇宙世紀世代へのスタッフ陣の贈り物。





X魔王とスタービルドストライクのバトル。


理屈よりも勢いで押す。



細かいMSの挙動描写よりも。


武装の強弱とその理由よりも。



止め絵を用いてでも迫力ある演出を重んじる。



派手でヒロイックなその演出は、



主に平成以降の、


新時代のガンダムといわれる作品に触れてきた、


若い世代への、

スタッフ陣のプレゼントなのではないか。



そう思ったのです。





其処に上下貴賤はない。



時代の変化に則して綴られてきた、数々のガンダム作品。



それらをオマージュしながら、



あくまで、

二つの方向性を示しているだけなのではないか、と。




其れをレイジとセイの対戦相手、


もしくは、その回の主役の年齢で描き分けている。



そう思ったのです。





例えばルワン。



残念ながら主役回と呼べるバトルシーンはなかったものの、


ロワイヤルにおける、

スタービルドストライクとX魔王との初の邂逅の際の、その手腕は、


戦略、技術ともに、

正に見事としか例えようがありません。



その後の野球勝負、


レナート戦での見せ場なき敗北は、



どちらかと言えば、

ストーリー進行上、製作スケジュール上の都合でしょう。





次いで、


カワグチとレナート兄弟のバトル。



レナート兄弟は年齢十分として、

カワグチを高年齢として良いのかは微妙なところではありますが、



先輩である点、


メイジンの使命を背負っている点で、


レイジ、セイよりも先達として良いでしょう。




そのカワグチとレナート兄弟のバトル。


ベクトルは、

若干フェニーチェとスタービルドの其れとは違いますが、



戦略、知略、リアル感を感じさせる戦闘描写は、


正に宇宙世紀世代への贈り物。



まさかのスナイパーへのEXAM搭載も、


素晴らしいサプライズながら、


その後の描写も十分な説得力を持っていました。




レナート兄弟。


相手に爆弾を仕掛けるという手法は、

決して褒められたものではありませんでしたし、


彼らがジオン兵に愛情を込めていたとも思えませんが、


彼らの戦いぶりは、


バトルのリアル感を感じさせる、


見事なものだったと思います。




そしてニルス君の「アストレイの刃」。


其処まで積み上げた経緯を無視したとも言える、

心理描写の不足、不整合。


戦略、知略、理由付けの、

殆ど全てに納得がいかないバトルシーンについての詳細は、


当該回の感想で書きましたので割愛します。



ここで書きたいのは、


ニュージェネレーションズ同士のそのバトル。


やはり、

X魔王の時と同様に、


理屈よりも勢いで押す描写そのものでした。




そして決着は、


またしてもビルドナックル。



いきなりRG。


接着剤で粒子をカット。


の部分も含み、



ビルドナックルの位置付けがチートに過ぎるながらも。



理屈よりも。



ひたすらに迫力と勢いで押す、其の戦闘描写は、


ヒロイックなロボットバトルそのものでした。



特に、


頭部に戦国アストレイの打撃を受けた時に大したダメージがなかったのは、


全ての打撃が粒子発勁ではなかったと解釈するしかないですが、


戦国アストレイの打撃は、

全て躱さないと致命なのかどうかが、良く分からない描写でした。



迫力という点では、


其処に目をつぶれば、中々に見栄え良く映るものなのかもしれませんが。




一点、ニルス君を弁護するならば、


彼は天才であってもガンプラバトルの天才な訳ではなく、


強敵とのバトルもないまま、


世界大会における経験値が不足していたのは、マオ君と同様。



更に言えば、


彼は戦国アストレイを完全無欠と信じていた事、


そしてその若さも手伝えば。



無策のまま、


スタービルドストライクとのバトルに臨んだのもまた、


無理からぬ事だったように思います。






そして、今話のアイラ


心理描写については、あれこれと言う必要はないでしょう。



今話前半どころか、

此れまで数話をかけて盛り上げてきました。



数度会っただけのアイラを信じて心配し、

何があったのかを真剣に語り合うニュージェネレーション達。



バトルに集中出来るように。

わだかまりをもって臨まぬように。


ワザとレイジを挑発するような真似をしてからの殴り合いで、


レイジの鬱憤を吐き出させたフェリーニ。




其れを満足気に見守るラルさん。




レイジのため、自分に何が出来るのかを考え、行動したセイ。



其れを手助けしたチナちゃん。




世代を越えて。


アイラとレイジに関わってきた全ての人々が。



彼女と彼を案じ、助けるべく行動する、

美しい光景。




全ては、


この世界とバトルに生き死にの概念がないからこそ。



そうでなければ、

フェリーニはもうこの世にいなかった。



そうでなければ、

チナちゃんは、セイを手伝う事は、心情的にも出来なかったでしょう。






方や、ナイン。




「私はただ、、、普通に」


レイジの背中を追うも、


正体を知られた時の、レイジのあの怒りの形相に、

愕然として目を覚ますアイラに対し。




目と耳を塞いでマシーンになれと、

彼女を追い詰めます。



バトルに至るまで緊張感は、


最高潮と言える状況でした。





そして、運命のバトル。




序盤にセイが魅せます。



パピヨンのクリアファンネルに対し、


バルカンに特殊塗料を仕込ませるという工夫。



ギュネイは偶然の爆風。



フェリーニは舞い上げた雪。



私はマオ君だったらと、

バトルウェポンにおけるスプレーガンに例えました。



過去のパピヨンのバトルを見ていれば誰もが到達し得る其処に、


今回のセイはキチンと到達して見せました。




ニルス君の回のように、


無策の上に、


バトル開始と同時のRG乱舞!!


でも繰り出すのではないかとヒヤヒヤしていたのですが、


キチンと成長した姿を見せてくれたのは嬉しい限りです。



なお、


序盤で何処となく、

フェニーチェ対パピヨン戦を思わせる工夫が飛び出しましたが、


宇宙世紀風味はここまで。



フェリーニがファンネルを精密射撃で墜としていったのに対し、


レイジは全方位射撃による一撃必殺の演出で魅せます。




そして此処からは、



バトルよりも、


レイジとアイラの心のやり取りがメイン。



カワグチが「心の光」と例えたように。



まるで逆シャアのサイコフレームの光を思わせる光景が、

会場を包みます。




戦いたくない。



でも戦わないと、生きていけない。



勝たないと、居場所が無くなってしまう。





心の中で塞ぎ込み、


しゃがみ込むアイラ。



そんなアイラに、


其れがどうしたとばかりに話しかけるレイジ。


居場所なんてどうにでもなるさ、


何だったらセイの家に来いよと。



そして。



これまでのレイジを見て、


本気だと、


その言葉を信じる事が出来たアイラ。



彼女の心が解き放たれる、


感動的なシーン。




此れまで積み上げてきたものが一気に花開く、


感涙を誘うシーン。




しかし。



此処からこそが。



本作の本作たる所以でした。





正気に戻ったアイラの告白。



戦いたくなかったのは、自分が勝ってしまうから。


そうなったら此れまでのような関係でいられなくなってしまうから。



ということだったのですが、



其れを聞いたレイジの反応は、



「はあっ!?」


「勝つのは俺に決まってんだろ」


「馬っ鹿じゃねえの」




そしてこの言葉で、、、




「誰が馬鹿ですってええええっ!?」




ヘルメットをかなぐり捨て!!



アイラがブチキレる!!!!!





此処からは、



勢いに任せて殴り合うわ、


バーカバーカヘナチョコパンチ〜と飛び跳ねるわの、


大大大痴話喧嘩!!!






呆然とする観客達。



「痴話喧嘩?」とボヤくキララ。



「楽しめとは言ったがイチャつけとは言ってねぇぞ」と呆れるフェリーニ。



アイラを窘めるナインを突き飛ばし、


音声回線で割り込んできたネメシス総帥を、

「うるさいジジイ!!」呼ばわりし、



孫には、


「ガンプラバトルに勝ちたかったら自分でやんなさい!!」と、



此れまた、


気持ち良い程の正論を交えながら、


此れまでの鬱憤をブチまけます。





唖然呆然とする観客と関係者をよそに。




私は。



大声で笑っていました。






一本取られた!!



なるほど!!






確かにスタッフ陣は決めていたのだ。


どのような死闘の果てであれ、


決して悲劇にはしないと。





あの新EDを見て、


私自身もそう受け止めたと書いていたではないか。




此れまで、


「安心しろよ」


そういう展開にしてきてくれたと書いていたではないか。



ただ、


喜劇にするとまでは思っていなかったが。(苦笑)





此処まで引っ張って、


盛り上げてきたのだから。




悲劇にはしなくても。



アイラが無事な結末でも。




もっと涙を誘う展開、


感動を呼ぶ演出もあったと思う。




しかし。



此れもガンプラバトル。


此れぞガンダムビルドファイターズ



そう思わせる展開でした。





そして。




バトルの最後はやはり、



新時代のガンダムファンへのプレゼントとなる、



ビルドナックルでの一撃必殺エンド。



粒子が見えるアイラの、


目が眩む程の粒子量。




そして見えていても躱せない、


圧倒的なスピード。



その理由付けは、


接着剤よりは幾分、納得のいきやすいものではありました。




ただ、


此処までのチートと言ってしまうと、

恐らくはカワグチとの戦いとなる決勝戦は、


どう描写するのか少々不安にもなります。




所謂、

スーパーサイヤ人対決にならない事を祈るのみですが、


ユウキ先輩との場外バトルが宇宙世紀風味だった事を考えると、



カワグチとて、と思いたいところです。




このパターンに当てはめた予測。



当たるかどうか?





そしてCパート。



戦い終われば、


シンクロしてジュースを飲む事だって出来る。




そして、


セイの家に泊まる事になりそうな気配のアイラと、

セイの関係を心配するチナちゃんなど、

笑いのツボの押さえどころに隙の無い演出は、


何時も通りのガンダムビルドファイターズなのでした。



さて。



次回は何やら新キャラが登場する模様。


この段階で新キャラを出す程、


残り話数に余裕があるとも思えませんが、


この流れ。



果たしてどのような影響があるのでしょうか。



ガンダムビルドファイターズ 第21話


「輝く粒子の中で」感想


おわり





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ガンダムビルドファイターズ 〜 戦士の輝き 再び。 な 第20話感想(4)

此のバトル。



フェリーニが勝つ。





自身への慰めでも、



誤魔化しでもない。




そう思い始めた私。





そんな訳はない。




そう囁く、もう一人の自分。






だが確かに。





私は。




傷が癒え、



己の心に、



再び、火がともるのを感じていた。











ガンダムビルドファイターズ 第20話


「裏切りのアイラ」感想その4。










圧倒的なまでの、



フェリーニの猛攻。





鮮やか極まる、



その戦い様。





戦士の輝き。



魂の輝き。







だが。






孫の不安げな言葉を受け、





大丈夫だからと席を立ったネメシス総帥の言動が、



絶望へのカウントダウンを告げる。






バトル中のナインへの音声通信で、



この有り様を叱責する総帥。




アイラのエンボディの数値が低いと訴えるナイン。





しかし総帥は冷酷に告げる。





今すぐ出力を全開にしろと。






アイラがどうなっても構わない。



壊れたら次を用意すればいい。




これは出資者としての命令だと。








アイラを人と見なさず、



道具として使い捨てる。




許されざる、その所業。






だが、




逆らえないナイン。





恨むなら不調の自分を恨めと、




システムを最大稼働させる。








「!?」







突然の異変に仰け反るアイラ




視界が歪む。



悲鳴を上げる。






パピヨンが糸が切れたように墜落し、



雪上に叩きつけられる。







「操作ミス!?」



フェリーニが訝しむ。






「いや」



「ようやく堕ちたのかい!?」



「この俺の魅力に!!!」





不審ではある。



しかしこの機を逃さず、


パピヨンに向けてライフルを放つフェニーチェ。





噴き上がる爆煙。







しかし。






無傷のパピヨンが。




まるで先程の意趣返しだと言わんばかりに、、、




爆煙を裂いてフェニーチェに突進する!!!








「!?」







一瞬で右腕を斬り落とされる!!!





主を失ったメテオホッパーが雪上に吹き飛ぶ中、





異変に気付き、



即座に飛び立って、


ライフルを撃とうとするフェニーチェ!!






だが!!





正面に捉えた筈の敵に、、、




背後から襲いかかられ、



両の翼が斬り裂かれる!!!







圧倒的な速さで迫るパピヨン!!!






「何!?」



熟練の戦士が事態を掴めない!!






更には、、、!!




飛翔しようとするフェニーチェを、



その上から叩き落とす!!!






「何故だ!?」



もはや、


叫ぶことしか出来ないフェリーニ!!!






此処からは、




手に汗を握りながら見守ってきたキララが、




茫然自失になっていく程の、



凄惨な光景が繰り広げられる。







、、、、、、、、、、、、、、、、








レイジ


マオ君、


ニルス君、


セイ、




走る四人。





ファーストのアムロの台詞。



全43話分。




喋り切るまでセイの意識が戻らず、



会場への到着が遅れていた。







そんな彼らが目撃したのは、、、





一方的なまでに斬りつけられ。



打ちのめされ。





ガックリと膝をつく、



フェニーチェの姿であった。







「完全に動きを読まれている」



「それがコイツの」



「強さの秘密か!!」





強さの所以は分かった。




だが。




いずれにしても、




文字通り、手も足も出ない。







「だが、まだだ!!」



「まだ終わりじゃねえっっ!!」





殴り掛かるも、



無残に叩き伏せられるフェニーチェ。






「もうやめてフェリーニ!!」



「そんな状態じゃバトルにならない!!」



堪らず、


キララが音声通信でフェリーニに訴えかける。






「馬鹿言うんじゃねえっ!!」




「この俺が!!」



「このまますごすご、、、」




「引き下がれるかあっっ!!!」





猛然と突進するも、



敢え無く胸を貫かれるフェニーチェ!!!







だが。





胸を貫かれたまま。





パピヨンのランスを掴み、



そのまま踏み込む、、、!!!







「コイツ、何を!?」



迫るフェニーチェの顔に慄くナイン。






「まさか!?」



セイが叫ぶ!!





「いかん!!」



ラルさんも何かに気付いた!!






「付き合ってもらうぜ、、、」



「俺の自爆ショーに!!!」





「これがイタリアの伊達男の」




「男の花道だ!!!!」





此処でフェリーニが、




原作さながらの自爆行為に及ぶ!!!









「軟弱者!!!」








叱責の叫び声に、



自爆ボタンを押そうとする、


フェリーニの指が止まる。






キララが歩み出しながら続ける。






「何カッコつけてんのよ!」



「相討ち覚悟の自爆?」



「笑わせないでよ!」





「アンタ、何の為に戦ってんのよ!!」



厳しく問いかける。






「勝つ為でしょ!!!」



答えを突き付ける。






「今日負けても!」



「明日勝てばいいだろ!!」





「明日じゃなければ!!」



「明後日に勝て!!!」





「フェニーチェと!!」




「一緒に!!!」








私は。




驚きとともに言葉を失った。






フェリーニの奮戦。




戦士の輝き。



魂の輝き。





其れだけで、



もう十分だと思っていた。







其れだけで。





この後、



何が起きても私は耐えられる。





ありがとう、フェリーニ。




そう思っていた。







しかし。





キララまでもが。




其の魂の輝きを放つ。






元より望んで入った道ではなかった。



かつては勝利のために、手段を選ばなかった。





だが。





彼女は見た。





フェニーチェとスタービルドストライクが放つ、




戦士の輝きを。




魂の輝きを。






その光景に何かを感じ、




此処に至った。






戦士として戻ってきた訳ではなかった。




フェリーニの相手はアイラだから、



男同士の間に入った訳でもなかった。






しかし、今。






キララは確かに。




戦士の間に立ってみせる存在となって、



我々の前に帰ってきた。











見事だ、、、!!!










キャラクターを大事にし、



使い捨てずに丁寧に描く。






其の心の有り様を。



心の成長を。







私は、、、




此れが見たかったのだ!!!








本当に、、、




本当に今話は、、、、、!!!







幾重にも重なる静かな感動が、



心に沁みる。




涙が溢れそうになる。









キララの、



其の言葉を受けて。





フェリーニから、



我を失った表情が消え失せる。






「言ってくれるじゃねぇか、、、」




「確かにこれはクールじゃない」




「クールじゃないよな」







そして。






会場に、



フェリーニ棄権のアナウンスが流れる。






バトルには敗れた。






だが。




失ってしまうところだった大切なものを。





フェニーチェを護った。





共にファイターとしての道程を歩んで来たパートナー。






己の大切な女性が、




自分の大事な相棒を護ってくれた。




自分の心を救ってくれた。






交わされる二人の笑顔。






フェリーニとフェニーチェを包む、




キララの、




柔らかく温かな魂の輝き。















其れが、



新たなる悲劇を呼ぶ。












パピヨンが、




動かぬフェニーチェを蹴り倒す!!!




そして、



ランスを逆手に構えた、、、!!!





「何をしているアイラ!?」



「もうバトルは!!!」





ナインが叫び、



そして気付く。






アイラは、、、





意識を失っていた。







振り下ろされるランス。




何度も。



何度も。



何度も。






死体が弄ばれるかのように。





ランスに突かれる度に、



フェニーチェが、



跳ねるように痙攣する。






其の凄惨な光景に、




声を失う観客達。








あのまま。




自爆した方が良かったのではないかとさえ思える。





自爆して。



パピヨンからアイラを解き放ってやった方が、


良かったのではないかとさえ思える。





あまりに惨すぎる光景。







「、、、めて」




「やめて、、、、、」




「もうやめてえええええっ!!!」





絶望のキララが叫ぶ!!!






「フェニーチェが、、、、、」



「てめええええええっっ!!!!」




フェリーニが怒りの咆哮を上げた、



其の瞬間、、、!!







割って入る影、、、!!!






レイジのビギニング!!!!







他者への仕打ちを。




自身の事のように怒り、



飛び出した!!!







其の若さが、、、




熱い心が、、、





愛おしい程に頼もしい、、、!!!







飛び退くパピヨン。





「何やってんだよ、てめえっ!!」



「勝負は着いただろうがっ!!!」




怒りに震える。






「勝負はてめえの勝ちだ!!」



「だから!!!」



「すっこんでろおおおおっっ!!!!」






咆哮とともに、



パピヨンに斬りかかる!!!







だが、、、!!






瞬時に寸断されるビギニング!!!







「いくら素組みとはいえ」



「ああも容易く、、、!?」




ニルス君が絶句する。







「何だ」



「今の動きは」





「何なんだ」



「お前は!?」






かつて。





場末の酒場とはいえ、



ボールで、


複数の敵を向こうにまわして圧勝した。






アイラの助けがあったとはいえ、



素組みのビギニングで、


裏稼業のプロを相手に勝利した。







そのレイジが。




何も出来ずに瞬殺された。









バトル強制終了。








倒れ込むアイラ。



ナインが慌てて助け起こしにかかる。







「よくもやってくれたな、、、」



怒り心頭のレイジ





「許さねえっ!」



相手に駆け寄る。







其処で、




彼は目撃する。







ナインが抱え上げ、



割れたバイザー越しに見える素顔。




「あたし、どうして、、、」



気が付いたアイラが呻く。






「おい、お前、、、」



殆ど声にならない。






「レイ、ジ、、、」




名前を偽ってまで。



隠したかった自分の秘密を、、、


知られた。






「アイナ、何してんだ、、、」


「おい、、、」




顔を背けるアイラ。






「何してんだって聞いてんだよ!!」




「アイナあああああっっ!!!」







レイジの絶叫が、






会場に響き渡った、、、、、








、、、、、、、、、、、、、、、、








此処に至って私は。





ある種の感動を覚えていました。







フェニーチェが嬲られる、



煉獄の果てのようなあの光景を見て?






アイラがレイジに裏切り者と責め立てられる、



此の光景を見て?







気でも触れたか?






そう、言われるかもしれません。







私が感動したのは。





スタッフ陣の一つの仕掛け。







勝負が決したにも関わらず、



動けぬ相手を嬲り続ける。




許されざるその所業。






しかし。





アイラは意識を失っていた。






システムで、



悪意や怒りを増幅されていた訳ではない。






アイラは意識を失っていたのだ。







アイラは。




アイラの魂は。




あの悪行に加担していない。







アイラを。




アイラの魂を。




救う事が出来る。







かつて。




救いのないまま散っていく事の多かった、



ガンダム本編のヒロイン達。






その悲劇性も相まって。




確かに。



永遠に色褪せぬ物語を紡いだ。






だが同時に。





生きて。



一人の女性として。





幸せな人生を歩んで欲しかったという思いが、




永遠に消えることなく心を突き刺す。







この世界に。




生き死にの概念はない。







しかし。





其の心が壊れ、



戻って来られない危険があった。






ただでさえ。




システムの負荷で、



意識が戻らない可能性すらあるのに。






パピヨンを破壊しても。




システムを破壊しても。






己がやってしまったと、



自身を責め続ける事になれば。





其の心が、



壊れてしまうかもしれなかった。






だが。




アイラは意識を失っていた。






この一点。






あたかも。





煉獄の果て。



垂らし下ろされた細い蜘蛛の糸のように。





儚く消えてしまいそうな。





弱々しい光を放つ、




其れを。







見逃すな、レイジ。





怒りに目を曇らせるな。






憎むべきはパピヨン。




憎むべきは組織とそのシステム。







アイラを、



救う事が出来る。






アイラの魂は。





血に汚れぬ無垢なままの姿で、



救いを求めている。







誰に?







分かっているだろう。






其れは他でもない。






お前にしか出来ない。




お前の役目なのだから、、、!!!







ガンダムビルドファイターズ 第20話


「裏切りのアイラ」感想


おわり










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ガンダムビルドファイターズ 〜 戦士の輝き 再び。 な 第20話感想(3)

0083のように。




たとえ、



その結末を変えられない事が、



運命だとしても。





きっとその物語は、



私を感動させてくれるものになる。





そう信じて私は、



レコーダーの再生ボタンを押した。






そして確かに。





私は再び、目撃する。







リカルド・フェリーニ





其の戦士としての輝きを。




魂の輝きを。










ガンダムビルドファイターズ 第20話


「裏切りのアイラ」感想その3。









今回のバトルステージは、




「マウンテン」。






雪降り荒ぶ、其の光景は、




不気味な緊張を高めてゆく。






しかし。





そんな吹き荒ぶ雪をも溶かし、



蒸発させるフェリーニの、





熱い咆哮をもって、



戦いの幕が上がる!!









「口説かせて貰おうか」



「無敗伝説のセニョリータ!!!」








ここから先、



私は不思議な感覚にとらわれます。






運命は変えられない。



その不安。





前話の内容に傷付き。





其の感想で、



更に傷を自ら抉った、



私の心。







信じている。






それでも、



消せない不安。








そんな私に、



イタリアの伊達男が魅せつける。






伊達ではない、、、




其の華麗な戦い様を!!








パピヨンが放つ、



見えない攻撃。





今話。




「クリアファンネル」




そう断じられた。





クリアファンネルが放たれるや否や、



其れに背を見せ、



脱兎の如く走り出すフェニーチェ。





臆したか?








否。








メテオホッパーの機動力を活かし、



クリアファンネルが、


一直線に自分を追ってくるように仕向けた。





そして巻き上げる雪。






「見えなくても、、、!!」



「居場所が分かれば!!!」







放たれるバスターライフル!!!







其れはかつて、



数々の敵を瞬時に屠ってきた、


クリアファンネルが、




フェニーチェによって、



一撃で全滅した瞬間であった。









見事。








クリアファンネル。






其の攻略には、



見えない其れに色を付けるか、



その居場所を分かるようにするしかない。





かつて、



ギュネイが偶然辿り着いた、



その答え。





其れを見逃さず、



己ならではの方法で、



再現して見せた。






成長したマオ君であれば。



スプレーガンをもって、


塗料をばら撒いたろうか。








其処に至る経緯を、



ファイターとして、



着実に活かす。





私は此れが見たかった。







スタービルドストライクとの戦いのように、




手に汗を握り、



叫びたくなるような熱い感動とは、



違っていた。






目の前のバトルは、



瞬きすら許されないような、



激しいものであるにも拘らず。







傷付いた心に沁み入り、



優しく癒すかのような。






静かな。




しかし。




確かな感動。








ありがとう、、、




フェリーニ








この時既に、




私の心は、



フェリーニへの感謝の気持ちで、



一杯に満たされていました。








今話のアイラは、



次のレイジとのバトルにとらわれ、



テンションは最悪。






そしてこの雪山。





メテオホッパーの機動力を活かし、



巻き上げる為の雪があるのは、




ストーリー進行上、



都合の良い仕掛けとも言えます。






しかし。





スタービルドストライク戦で魅せた、



フェリーニのあの、



鮮やかな手並み。






その描写があってこその、



今話。






彼ならばきっと。






アイラがたとえ万全であったとしても。





何処で戦っても。






宇宙ならば石ころを。



大地ならば草木を。



水上ならば水飛沫を。






必ずや其の地形を活かし、



同様に攻略してくれる。






そう確信出来る、卓越した技量。





そう描かれてきた。




そして今、




そう描かれている。








其処に至る経緯、



積み上げた事象をもって。





両手を打って納得のいく、



この描写。






私は、



此れが見たかったのだ。










バスターライフルの其の威力。



ハイパーサテライトキャノンの陰に隠れがちだが、




スタービルドストライク戦と同様、



山をも貫く威力を見せつける。







其の噴き上がる爆煙を裂き、




フェニーチェが、




バルカンを放ちつつ、



サーベルでパピヨンに斬り掛かる!!!







まさか!?






クリアファンネルを撃ち落とした、



バスターライフル。






其の閃光が山をも貫き、




爆煙を上げる。






其れを煙幕にするところまでを、




計算していたのか!?






だとすれば、、、





なんという知略!!




なんという技量か!!







そして遂に!!





フェニーチェは、



無敗神話のパピヨンに、



初めて直撃を喰らわせる!!!






「ちいっ」



舌打ちする、フェリーニ






出来ればここで、



仕留めておきたいところだった。







クリアファンネルを失った、


パピヨン。




ここで遂に、



通常のファンネルを使うに至る。






「今度は色付きかい?」




だが、



フェリーニは動じない。






この世界に、



ニュータイプの概念はない。





しかし。





雪中の悪路。



高速でメテオホッパーを走らせながらも、


ピンポイントでファンネルを撃ち落とす。




其の確かな技量。





彼こそがそうだと言っても、




全く違和感がない程であった。






インタビューが長引き、


到着が遅れたキララも、



此れには思わず笑みがこぼれる。







そして。





バトルに地形を利用する、




フェリーニの真骨頂!!!







ファンネルを崖の間に誘い込み、




寄り集まったところを、



バスターライフルで一網打尽!!!









見事!!









更には、、、!!!





バスターライフルで相手の動きを誘った上で、、、




相手の動きを読み、



もう一方のライフルの角度を僅かに変えて、



其の動く先を射抜く!!!





此れは!?





若干形は違えど、


スタービルドストライク戦で見せた、


あの技!!









見事!!!








何という鮮やかな手並み!!




此れをパーフェクトプラン、



パーフェクトバトルと呼ばずして、



一体、何と呼べばいいのだ!!!






此れには、


キララもガッツポーズ!!!









変えることの出来ない運命。




当初、私はそう言った。







だが。





其の鮮やかな戦い様を見て。





もしかしたら。








今話のタイトルは、




「裏切りのアイラ」。







此のバトル。



フェリーニが勝つ。





組織に嫌気がさしたアイラが、



組織を裏切る。





そうではないのか。







自身への慰めでも、




誤魔化しでもない。




私はそう思い始めていました。







そうさ。





あのOPの、



スタービルドストライクと、



パピヨンのバトルは。





ユウキ先輩のように、



場外バトルなのかもしれない。





いや。




組織を抜けたアイラをレイジ達が護りつつ、




新たにパピヨンに乗った、



真の悪役とのバトルかもしれないじゃないか!!








そんな訳はない。




未だ、そう囁く自分もいた。







だが確かに。







フェリーニが放つ、





戦士の輝きに。




魂の輝きに。






私は再び。




手に汗を握り始めていたのです。





つづく









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ガンダムビルドファイターズ 〜 戦士の輝き 再び。 な 第20話感想(2)

こんな騒ぎで集中を乱されてはかなわない。



相棒のフェニーチェと共に部屋を出て、


ロビーに降りたフェリーニ





其処でラルさんと出会う。






ホテルを出る道すがら、



言葉を交わす二人。






前回世界大会優勝者、


カルロス・カイザーを破り、




世界大会でも無敗神話を続ける


アイラとの対戦。





「勝算は?」



ラルさんが問い掛ける。






「中々に、高い壁です」



「無くても見つけますよ」



軽やかに答えるフェリーニ






強敵。


厳しい戦いになる。





そんな事は、


口が裂けても言わない。




イタリアの伊達男の心意気。







しかし。





その言葉は、



この戦いが厳しいものになる事を、



如実に示していました。







無くても見つける。




則ち。




勝算がない。






此れまで、



殆どの敵を瞬殺してきたパピヨン。





かつてギュネイが偶然、



見えない攻撃が、



透明なファンネルである可能性を示して見せたが、




其処まで。








手の内が見えない。







放つオーラは、



レナート兄弟の其れに近い。






この世界に、



ニュータイプの概念はない。





しかし。





フラナ機関は確かに、



「強化」と言っていた。





其れが、


体力トレーニングを指すのでなければ。





まだ、何かがある。



その可能性が高い。






どう考えても、



見えないファンネルは、



奥の手ではない。






第一手ですら、



この有様。







嫌な空気がまとわりつく。








「準決勝で、あいつらが待ってる」



「予選での引き分け」



「その決着をつけねぇとな」







再び彼らと合間見えるため。






己に誓うかの如く、



言葉にする。







「戦果を期待しているよ」


健闘を祈る、ラルさん。





「青い巨星の異名を持つラル大尉にそう言ってもらえると」


「心強いですよ」



そう応え、


バイクで走り去るフェリーニ




敬礼で見送るラルさん。






そう。




何とも頼もしい限りの、



フェリーニの言葉のやり取り。





なのに。





この、




不安を煽るBGMは何なんだ、、、










ガンダムビルドファイターズ 第20話


「裏切りのアイラ」感想その2。











方や、チームネメシス。




無敗神話に驕り、


油断してくれていれば。





そんな一抹の期待は、



文字通り、



泡の如く消え失せた。






フェニーチェの火力と機動力。



サポートメカ。



フェリーニの技量。






油断無く調べ上げ、



強敵と断ずる。






しかし。





アイラの心は、



この戦いよりも、




勝って次に対戦する、



レイジの事ばかりにとらわれていた。







、、、、、、、、、、、、、、、、








シーンは変わり、




再び差し込まれる、



穏やかな日常。





準決勝進出のセイについて。



同級生として、


チナちゃんにインタビューが行われていた。





キララがインタビュアーとなっているが、



これは、、、



かつてチョマーに晒し者にされた腹いせに、



チナちゃんを、


公開処刑しているようにしか見えないのは、



私の考えすぎか?






このインタビュー。




内容に依らず、


何故チナちゃんがここにいるのか。



新学期早々に、


話題沸騰になる事は間違いなし。





モジモジしたチナちゃんの、



其の愛らしい姿を見る事が出来た、


視聴者の喜びと引き換えに。




彼女の背負わされた十字架は、


あまりにも、


重い。



チナちゃん頑張って!ウン!

(ガッツポーズとともに)






普段のセイの事を聞かれ、




「授業中、よく」


「隠れてガンプラのアイデアスケッチを書いてます」



答えるチナちゃん。




「それは教育上、良くありませんねぇ」



苦笑するキララ





「いえっ、違います」


「今のはっ、、、」




自分の発言のマズさに気付いたチナちゃん。



慌てて取り消そうとするが、



あとの祭り。





方や、ママン。



事前の妄想とはかけ離れた、



保護者としての、


管理不行き届きの恥ずかしさに、



赤面しながら震える事態となったのでした。





そんな微笑ましい光景の、



横を走り抜ける、



フェリーニ






其れに気付き、


心の中でエールを送るキララ





またもや見せ付ける、



もはや長年付き添ったかのような、



心の絆。





リア充爆発しろ、



とは、



言う気も失せる程の、其の間柄。




末長くお幸せに。







そして。






「見せてやるぜ」



「イタリアの伊達男が」



「伊達じゃないってところをな」






フェリーニのこの、



決め台詞。









この後、




私は確かに目撃する。






彼のこの言葉、



其の戦いが、




伊達ではなかったところを。






つづく



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ガンダムビルドファイターズ 〜 戦士の輝き 再び。 な 第20話感想(1)

0083という作品があります。




私ごときが多くを語る必要のない、



不朽の名作です。






ファーストからZまでの、



時間の空白を埋める世界観。




直近で言えば、



逆シャアからVの、



時間の空白を埋める世界観の、



UCが其れに当たるでしょうか。





UCが、


「ラプラスの箱」という、


過去のガンダム作品を見ていても、


知ることの出来ない、


謎を巡る物語なのに対し。





0083では、


終盤、


「コロニー落とし」を巡る物語となります。





Zに至るまでの、


様々な背景を知るガンダムファンにとって、




其れは、


ある意味において、



結末が分かっている物語。



とも言えました。






結末の分かっている其れは、



何とも退屈な物語だったのでしょうか?








否。








ガトー。



デラーズ。



ビッター。




そして、



星の屑作戦に殉じた、



数多のジオンの戦士達が。





コウ。



バニング。



シナプス。




そして、



地球を護るために奮戦した、



数多の連邦の戦士達が。







結末は決まっている。




変えることなど出来ない。




先の見えた話。






そんな事は言わせぬとばかりに、




魂の咆哮を上げる。






たとえ、




その結末が、



変えられないことだとしても。






其処には、



魂を震わす最高の物語がありました。








そして。







今話もきっと、




そうなる。








まだ、終わらない。




そう信じている。







フェリーニを、




信じている。






私は、



レコーダーの再生ボタンを押した。










ガンダムビルドファイターズ 第20話


「裏切りのアイラ」感想その1。










オープニングパート。




PPSEが持つ、



世界最高性能のガンプラについての描写。




プトレマイオスと思しき母艦。


そして、


明らかにOO系の機体。





しかし、



私の耳では、


其れが誰の乗機か聞き取れない。





未登場の誰か?



少なくとも会長用ではない?





そして、



その機体が本来であれば、



ロールアウトに至る、


遥か手前の状態であることだけが分かる。







Aパート。





ネメシス総帥が専用機で来日。


其れを迎えるアイラ達。




そこで明らかとなる、


ネメシスの参戦の理由。




何と。




可愛い孫に、


優勝トロフィーをプレゼントする為だった。



マフィアのボスを思わせるその強面も、


孫の前では一人のおじいちゃん、か。




悪の組織の世界制服の可能性も懸念していた私にとって、



この事実は驚きともに、



むしろ喜ばしいことだったのだが、




アイラの其の表情は、


始めて登場した頃よりも、



更に深く、沈んでゆく。






「くだらない」




吐き捨てるその台詞。




巨大組織の総帥が、


孫の為だけに、


巨費を投じてガンプラバトルに参戦する。



その道楽ぶりに辟易した?






いや。


そうではない。





家族への愛。



暖かい絆。





其れが羨ましく、



だから、



許せないのではないか。





かつて描写された、


身よりなく飢えていたと思しき、



アイラの過去。





家族のみに許され、



注がれる愛情。



その絆。





その為の道具として、


自分を使う。





その所業が、


許せないのではないか。






その捌け口として、



ガンプラと、



ガンプラバトルを憎む。




そうではないのか。






、、、、、、、、、、、、、、、、







その後、



冒頭からの、


シリアスなやり取りに差し込まれる、


ギャグシーン。






まずは、


ks会長とベイカー秘書。




レイジとセイが、


己の居ぬ間にベスト4進出している事に、


絶叫するks会長。




対して、


机の下に隠れるベイカー秘書。






彼女の言葉からは、




ニルス君をぶつければ終わる。




その程度の思考しかなかった事が、


伺える。





この二人。





やはり、



最後までこのままなのか、、、?






次に。




ニルス君がレイジに、


瞑想の仕方を教示する。




目を閉じ、


精神を落ち着かせ、




記憶を探れと説くニルス君。





眠れるレイジ。





すれ違い宇宙パート2。(笑)





しかし、


諦めぬニルス君。




今度はセイをターゲットにする。




セイが三歳の頃の、


父のガンプラバトルのモニターの話を聞くにつけ、





「それだよ!!!」





から始まる、


間違いなしと断ずるその仕草。(笑)





アーリージーニアスといっても、



まだ、少年。



いや、


それ故のアーリージーニアスか。





どちらかといえば、




そうだというより、


そうあって欲しい気持ちが先に立つ。





前話で散々に殴り合ったとは思えない、



其の穏やかな日常は、





フェリーニ



マオ君。




に続く、本作お約束の展開。






其処に至る経緯。



バトルの顛末。



前話感想で色々言ったが、




何はともあれ、



戦いは終わった。






戦い終われば、



肩を並べて語らい合えるのが、



本作の妙。





そして、



ニルス君にとって、


プラフスキー粒子の秘密を知る事は矜恃。




思う存分、



語らい合うのがいいと思う。






そしてここで、



五円玉まで持ち出したニルス君の、



何処となく日本を誤解したというか、


ジャポーンな感性による、



催眠術まで登場。




更には、



傷心のマオ君マークⅡ、


までもが参戦し、



事態は混迷を極める。(笑)




その中にあっても、



空気も読まずに、


催眠術を仕掛けようとするニルス君など、



準々決勝を前にナーバスになっている、


フェリーニも呻かざるを得ません。(苦笑)







結果、導き出された答えは、、、




止まることを知らない、



ファーストにおけるアムロの台詞の披露。




最終的に、



全話分に渡って展開される其れは、




セイが、


不動の「ガンダム・ボーイ」であることを示すと同時に、



ニルス君が費やした時間が、


徒労であった事も示していました。




アーリージーニアス、



残念。(笑)







今話冒頭からの、



シリアスな緊張を打ち消すような。



笑顔を誘うような。




そんなやり取り。





前話で傷付いた私の心に、



触れないでいてくれる、




穏やかな日常。







いっそ、このまま。







しかし。






冒頭で告げられた、



この後のシリアスな展開を、



予感させるやり取り。







そして。






前半が穏やかであるほどに。



ギャグシーンであるほどに。





ジェットコースターの如くの、



その落差。






それが、




本作の妙にして、




逃れ得ぬ宿命。







特に今回は、



アイラの深淵に触れる可能性が高い。






まだ傷の癒えぬ私は、



この先に起こり得るであろう事から、



目を逸らすかのように。





この時の、



穏やかなやり取りから先へ、



気持ちを前に進める事が、




出来ずにいたのでした。





つづく



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