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ガンダムビルドファイターズ 〜それは羊の皮を被った狼。子供を語る紳士。(3)

もはや、閑話休題としていた各話感想の方が主流になってしまっていて、

拙ブログに足を運んで下さった皆様は当然として、

私ですら記憶の彼方に忘れてしまいそうになっていた、本テーマ。



あたかも「劇場版めぐりあい宇宙」で無かった事にされた、

ギャンのようになってしまっていました。



書こうと思っていた事の大半も、各話感想の方で書いてしまっていて、

さて、どうしたものかと一思案、、、




結果、


立場が逆転してしまいましたが、

今度は、こちらを閑話休題的に綴ってみようと思いました。




もはや、当初の予定は完全に崩壊。


何を何処まで書くことになるのか、私ですら分かりませんが、


思い出したのは、次に繋げようとしていた、短いフレーズ。



一旦、そこに繋げてみようと思います。






本作ガンダムビルドファイターズ
が隠し持つ牙の一つ。





それはMSです。






はぁ?


当たり前だろ、ガンダムアニメなんだし。何言ってんだ。


と言われるかもしれません。




、、、いや、言われますよね。





誠に申し訳ありません。




当時ですら今更と言われそうな話ですが、


本当に今更ながら、少し掘り下げます。






主人公セイが本作第1話における最初のガンプラバトルで搭乗したのが、ウイングガンダム



これは、方向性としては妥当でした。



ウイングガンダムは歴代ガンダム作品の中でも、トップクラスの人気を誇る機体といってよく、

主人公の初搭乗機としては十分"アリ"でしょう。




最近では珍しくもなくなりましたが、

象徴的な"羽"を取り入れた優美なデザイン。

バード形態への変形ギミック。



放送第一話を一目見て、

当時もう何年も買っていなかったガンプラを買いに、模型屋に走ったものです。
(その後の話を見て、デスサイズをゲットするために模型屋ダッシュした事は言うまでもありません)




TV版ウイングとゼロ、ゼロカスタム、アーリー等々、、、


その人気を裏付けるように、幾つものデザインバリエーションが産み出されました。



受け手の好みの差はあれど、どれもが人気機体といって間違いはなく、

ウイングガンダムは新シリーズの主人公の初搭乗機として、実に相応しい機体といえました。






そして最初の対戦相手、サザキ君の搭乗機が、ギャンです。





えっ、、、、ギャ、、ン!?



いや、個人的には感謝感激、満員御礼、感無量、奇跡の海な訳ですが、



本当にギャンでいーの!?



というのが、偽らざる初見の印象でした。




ウイングと同作品で、人気もあるトールギスとかエピオンとか、

作品間のクロスバトルを意識するなら、
同じ大出力系かつ悪役の似合うヴァサーゴとか、

格闘系エピオンの代わりに、思いっ切ってマスターとか、、、




いくらでもあると思うんですが、
ここで、、、、、ギャン!?



いや、確かにこの子は散々不遇な扱いを受けて来て、

それというのもマ・クベの奴が(以下略)な訳で、

ここでそんな晴れ舞台を任されるなんて感涙必至ながら、



掴みの第1話でそんな事して大丈夫?


と心配し過ぎてガクブルな感じでした。(この子はやれるのかしら、という母親の気分)





そんな訳で、


本作ガンダムビルドファイターズ



特に、準主役級からチョイ役のMSのチョイスが、一々渋いです。




マニアックといってもいいです。




本来、子供向けを謳っているのですから、


登場MSは、敵も味方も、子供受けの良さそうな、

カッコいい系主役級MSに厨二風味の味付けをして、


それを駆るイケメン美少女ファイターが華麗に戦うような、

昨今の仮面ライダーのようになっても不思議はありません。




しかしながら、

本作の、特に準主役級以下の機体チョイスは、非常にいぶし銀なケースが多く、

逆に、ガンダム本編での主役級MSが、

チョイ見せ爆散、で終わってしまうケースすらあります。





数話に渡って視聴した結果、至った結論。






これ、子供に向けてないよね?





より詳細に言えば、


背景を知らない子供にとっても、
その最新作画、大迫力の戦闘シーンは、十分に興奮出来る内容に仕上がっていて、

それでいながら、

過去のガンダム本編を視聴して来た、
より詳しい知識を持つ、往年のガンダムファンであればあるほど、

興奮し、笑い、ツッコミがいのあるものとなっているのです。




子供向けを謳いながらも、

背景を知らない子供にも、違和感なく楽しめるようにしておきつつ、

結局のところ、一番楽しめるのは、往年のガンダムファン、という作りになっているのです。






そして、このマニアックさ加減、


背景には、ガンプラを売りたいというスポンサーの意向がこれまで以上に強くあるはずで、

更には、売り上げの渋いMSの起用を率先して促されている可能性すらあります。



ガンプラアニメなのだから、当然かもしれません。






しかしながら、このガンダムビルドファイターズ


ガノタどもは、マニアックな機体さえ出しておけば釣れるだろうとか、

マニアックな機体を出す事を強要されて、

嫌々渋々適当に出しているなどという事は全くありません。





機体のチョイスはマニアック。



しかし、そこに込める想いは主役級。



もちろん、全てのMSに潤沢なシーンが用意されている訳ではありません。


温度差、待遇の差もやはり、あるでしょう。



しかし、

出し方、使い方、そのチョイス加減など、



おおっ!



と思わせる仕掛けが盛り沢山です。



背景を知らない子供達はそのまま純粋に。

背景を知っている往年のガンダムファンは、更に付加された興奮をもって。



その巧妙な仕掛けは、

子供にも届き得るものに仕上げつつも、

大人の心にこそ、深く突き刺さるものになっているのです。







先にも書いたように、マイナー機体のチョイスは、


渋い売れ行きのガンプラの販促、


という所謂、下心的な部分が起点なのかもしれません。
(事業行為なのですから当然ではありますが)




しかし、そこには、

MSに対する"愛"が感じられます。


ここでいう"愛"とは、
所謂男女間の愛ということではなく、

"思い入れ"という意味に近いでしょうか。



そしてそれは、根底にある打算から始まった"愛"かもしれません。


明らかに、ネタとして笑いを取りに行っている場合もあります。




それでも、


そのMSをそのシーンで活かす、
というスタッフ陣の思いが感じられます。


結局のところ、ノリノリで描いている姿が目に浮かびます。






ガンダム本編ではやはり、主役級のみにスポットライトが当たりがちなMS達。



しかし本作では、


過去の脇役も含めた、全てのMS達に、主役になれるチャンスがあります。




一体、何が飛び出て来るのか予想も出来ない、

楽しく、熱いガンプラバトル。




そんな舞台背景のもと、


全てのMS達に今、

「ガンプラの改造」という無限の可能性、

煌めくスポットライトが当てられているのです!




ガンプラを丁寧に作り込めば、

自身の操縦技術もありますが、

ギャンがウイングに勝つことだって出来る。




全てのMSが主役になりうる、その可能性、懐の深さ。



これは、選ばれし者達とそのMS達の紡ぐ物語、ともいえるガンダム本編にはない、

本作ならではの、強力な牙の一つです。






勿論、マイナー機体にスポットライトを当てるだけではありません。



本作にも主役級のMSは設定されており、

それら主役級MSを中心に物語が展開されていく点は、ガンダム本編と一緒です。



しかし、それら主役級MSが、

一体、どの作品から選抜され、

どのような改造を施されて、その姿を現すのか。





歴史的背景や、

技術レベルを一切無視出来る、

何でもアリ的な、このお祭り感、ワクワク感。




これは、やはりガンプラを扱う事で、初めてそれを成し得る、

本作(と前作ガンプラビルダーズ)のみが持つ、

非常に強力な牙だと思います。








最初は、厨二臭いと私も酷評していた、本作の主役級MS達。




"魔王"のネーミングセンスから、

「どんな判断だ」

と、私の中で批判の象徴的存在だった、X魔王



今では、何でもござれのガンプラ心形流とも相まって、

原作とは異なる射撃体制の、アクティブなサテライトキャノン、

そして、その自力発射など、

魔王の名に相応しい威容と存在感を示し始めています。



セイとの妄想初戦における、

「月が、、出ている、、、!」

からのサテライトキャノン発射には痺れました。(秀逸なバトルBGMとの絡め方も最高)





「片翼にスカーフェイスとか、バトル舐めてんのか。メンテはバトルの基本だろjk」


「オッドアイとか厨二病にも程がある。恋でもしたいのか」




厨二ここに極まれり、


な感じで、事前にドン引きしていたフェニーチェ



しかし、

初登場シーンの圧倒的火力、

そして、レイジとの模擬戦における、立ち上がりからのキメポーズでもう、


「トキメキなさい!バッキューーンッ!」


な状態。


今や、片翼とスカーフェイスに一体どんなエピソードが秘められているのかと、

ドキドキしながら見ています。






「紅(くれない)の彗星」の異名を持つユウキ先輩が駆る、ザクアメイジング



「何この『ミサイルポッド始めました』みたいな、モッサリしたデザイン。そのダサさにアメイジングだわ」


「ライデンにしたいのかシャアにしたいのか分からんが、デザインに全くスピード感が感じられない。それでもライバルか」


事前に散々こき下ろしていました。



しかし、、、


レイジとの初戦における、ヒートナタ(ガチでナタ!)のみでビルドストライクを圧倒する機動力、熱い(少々笑える)テーマBGM。



そして何より、

ラストバトルを思わせる、レイジとのガチンコ場外バトルにおける、

遠距離、中距離、近距離と全くスキのないその戦闘力!

そして、実弾兵器への並々ならぬこだわり!



最後は、機体が爆散するまで戦い抜いてからの、、、


まさかのブースター射出!



「うおぉぉぉぉっっ!!それでこそライバルだ!!」


「アメェイジィーーーーーーンッグ!!」



もう、掌返しまくりながら叫び倒していました。




その後の、戦国アストレイ、ベアッガイⅢなどは、

もはや言うに及ばず。





一見、厨二風味の主役級MS達は、


本作がもつ空気、その世界観により、

ガンダム本編の主役級MS達に勝るとも劣らない、

見方によっては、それらを凌駕するやもしれぬ輝きを放ち始めています。




それは、何だかんだいっても、所謂"宇宙世紀世代"のこの私が、

真っ先に購入してしまうであろう本作のガンプラが、

SEED出典の戦国アストレイになりそうな事が示しています。


勿論、サザキ君のギャンが発売されれば、そちらが最優先となりますが。(笑)





長々と綴ってきましたが、


本作では、


登場する全てのMS達が戦艦の主砲クラスの破壊力、

そうなり得る可能性を秘めています。



そして、


一見、厨二風味の主役級MS達は、

実際に動き出してみれば、

こちらも本編ガンダムを喰う程のカッコ良さ。


やはり、MSは動いているところを見てからでなければ評価出来ない!




そう。


本作におけるMS達は、

過去に類を見ない程の数と質、両面の破壊力を持った、

本作における、強力な牙の一つなのです。



つづく
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genre : アニメ・コミック

tag : ガンダムビルドファイターズ X魔王 フェニーチェ ザクアメイジング ギャン ガンダム

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