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ガンダムビルドファイターズ ~ 友として、好敵手(とも)として。 閃光のマオ君 な 第17話感想(4)

友であり、好敵手(とも)。




そのセイとレイジを強敵と怯え、



彼らと教えに背を向けて、



師の元へ走った。





土下座して乞う姿に、



諭す言葉は無かった。




ただひたすらに投げ飛ばされ、



一人、朝を迎える。





蘇る記憶。



師と過ごした日々。





そして、気付く。



己が何故、ここに立っているのか。



何の為に、戦うのかを。





勝つ為に勝つのではない。



己が想いの先に在るものを目指して。







心形流。




それは、己の心を映し出す鏡。





今再び、



友として、好敵手(とも)として。




そして、



戦士として、彼らの前に立つ。









ガンダムビルドファイターズ 第17話感想その4。








試合開始の刻が迫る。




会場に、マオの姿はない。





「このままじゃ不戦勝になっちまうぞ」


焦るレイジ。




「大丈夫だよ」


言い切るセイ。




「世界大会で戦おうって、約束したんだ」


マオ君は来るよ」


「絶対に」




同じ高みを目指す、モデラーの魂が、


それを確信させるか。





そして、



飛び込んでくる影。




マオ



肩で息をしながらも、



ハッキリと、前を向く。




その表情が、レイジに全てを悟らせる。



あの時見かけた彼とは、



もう違う。






静かに、


だが、確かに高まってゆく鼓動。





互いのガンプラをセット。




告げられるステージは、「スペース」。





初めての出会い。




運命の宇宙(そら)。





決着の刻は来た。






想像の翼を得た、セイ。



死闘を経て覚醒した、レイジ。




師の厳しくも温かい導きと、


己自身の心で極意を会得した、マオ




誰もが、かつての自分を超えていた。





そして今、




更なる高みを目指して。







各々の出撃の咆哮が、戦いの幕を上げる!!








バトル開始と同時に放たれる、


X魔王のハイパーサテライトキャノン!!!




「はっ!?」


「いきなり!?」




驚愕するレイジとセイ!!!



ギリギリのところで躱す!!




返しのビルドストライクの射撃を回避しながら、


X魔王は第二射の態勢に入る!!





「連続発射!?」


「どうやって!?」





状況が理解出来ないセイ。






一瞬の逡巡の間に放たれる、


二射目のハイパーサテライトキャノン!!!




迷いが隙を生み、



攻撃の起点、アブソーブシールドを破壊される!!





負けじと、


スタービルドストライクが、返しのビーム掃射!!




X魔王のリフレクターを掠め、



微かに明らかとなる、内部構造。






ソーラーパネルを動力源にして、


周囲の粒子を集めていた。






「リフレクターも、以前より強化されてる!!」



慌てて分析を進める、セイ。





「セイ」


「そういう理屈は意味ねぇぜ」




レイジが遮る。






マオのガンプラの動き見てたら分かんだろ」



「あいつ、、、」



「このバトル、、、楽しんでやがる!!!」




既に、


紛うこと無き強者と認めた、その表情。







彼我の戦力と相性の差を埋め、



戦闘効率を鑑みるのならば、



取りうる手段は、他にもあったかもしれない。





しかし、



彼は、己の矜恃を曲げなかった。




他の追随を許さぬ、圧倒的な「力」。





ハイパーサテライトキャノン。





当たらぬ大砲を、



連射してでも当てに行く。





その一念は、


かつて当たらぬと、自身が断じたその咆哮をもって、



遂に、


スタービルドストライクの、攻撃の起点を穿った。








「いきますよぉっっ!!!」



放たれる第三射!!!







隕石をもたやすく砕く一撃!!



しかし、レイジのマニューバは、これを躱す!!!





「だったら!!」


「こっちも全開だ!!!」





レイジの咆哮とともに、


サーベルで斬り掛るビルドストライクを、同じくサーベルで受け止め、



弾き返しては、



第四射の態勢に入る、X魔王!!





しかし、



やはり隙は、小さくはなかった。




発射までの間を突かれ、


ビルドストライクのカウンターの一撃で、


ハイパーサテライトキャノンが破壊される!!






己が矜持たる牙を破壊された、X魔王。



しかし、動ぜず。




更にカウンターのライフル射撃で、


スタービルドストライクのライフルを破壊する!!!






X魔王のハイパーサテライトキャノン。



スタービルドストライクのビームライフル。





双方の射撃武器が爆散するのを合図とするかのように、





両機が、格闘戦へと移行!!



二筋の光となって、宇宙(そら)を駆ける!!!





斬りつけ、



受け、



至近距離からの射撃を躱しては、




また、撃つ!!







互いに倒すべき、敵。



しかし、



まるで惹かれ合うかのように、



光の螺旋を紡ぐ。





魂の輝き。



戦士の遺伝子。






「この状況でバトルを楽しめるなんて!」



マオ君!!」



「君は、本当に凄い人だ!!!」



瞳を輝かす、セイ。






死闘の最中、


まるでそよ風にでも当たっているかのように、

涼やかに微笑むマオ。






「 堪んねぇぜ!!」


「このバトル!!!!」



歓喜の咆哮を上げるレイジ。






三人の誰もが笑っていた。






己が今、どの高みにいるのか。




この情熱の果てに、何があるのか。





見たい。





戦いに生き死にがないからこそ許される、




純粋なまでの渇望。







勝敗などではない。





斬り結ぶこの攻防の全てが、




己を次の高みへと導く糧。





愛おしさすら感じる刹那。








その若き戦士達の、魂の輝きを見つめる、



二人の先達。





一人は人知れず体を張り、



少年達の未来を護った。




一人は厳しくも温かい導きで、



愛弟子の巣立ちの背を押した。






ガンプラが繋ぐ、美しき関係。




ガンプラに依らぬ、普遍の真理。






その師が認める、



開眼した弟子の姿。






無心の心が放つ斬撃。





X魔王とスタービルドストライクが、




斬り合い!!




斬り結び!!!




斬り結ぶ!!!!






その光景に、



主役級ファイター達が声も出せぬ中、





「す、凄い、、、、!!!」






少年達が放つ魂の輝きが、





遂に、




氷の天才、



その心の内の、



閉ざされた最後の扉を開け放つ。








「とびきり痛いの、いきますよっ!!」




吼えるマオ。



サーベルのビームを収める。





「こっちもいくぜっ!!」



「うん!!」



受けるレイジとセイ。






「ソーラーシステム、起動!!!」


「そして!!!」




マオの咆哮とともに、



X魔王がサーベルの柄を持つ手を高々と掲げる。






己が理想の先を目指す、情熱の炎。





逡巡の夜を断つ、決意の光。






太陽と月。





そして、




曇りなき心が解き放つ、





X魔王の新たなる力。






魔王剣。






真っ赤に燃えるリフレクター。




サーベルの柄を、ハイパーサテライトキャノンのエネルギー供給口へ接続。





生まれ出づる刃は、




己を次の高みへと導く翼のように。




形を成した剣は、万物を砕くが如く。





己が矜恃たる「力」。





その結晶。








受けるビルドストライクは、




RGシステムを発動。




拳を高々と振り上げる。





ビルドナックル。




魂の輝きを拳に込める。







全ての力と想いを込め、



マオの咆哮とともに、



剣を振り下ろすX魔王!!!






真正面からそれを受けて立ち、




レイジの叫びとともに、




拳を振り上げる、スタービルドストライク!!!






RGシステムを起動したスタービルドストライクならば、



X魔王の剣を躱すことは可能なはずだった。





しかし、



事前の予想と形は違えど、





彼らはやはり、




真正面から受けて立った。





其処には、




他者の理屈の入り込む余地など、





もう、ない。








ぶつかり合う、剣と拳。





力と力が拮抗する中、





X魔王のリフレクターが砕けゆく。





スタービルドストライクの拳が、関節が、



悲鳴を上げるかのように軋む。






周囲の者は、



ただ、見つめるしかなかった。






両機が一歩も引かぬ中、





互いに上げる、最後の咆哮が、





戦いの終幕を告げる。







遂に、




スタービルドストライクの拳が、




X魔王の剣を砕く!!!







砕けた剣が、



粉雪のように宇宙(そら)を舞う。







スラスターを全開にした、




スタービルドストライクが迫る。







今の己の全てを尽くした。





だが、届かなかった。






しかし、




最期の瞬間まで、瞳は逸らさず。






そして、その散り際は、





閃光の如く。






哀しくも、




ただひたすらに、美しい。












戦い終わり、




敗者として会場を去る。






待ち受けるミサキ。





見に来てくれてありがとう。





言葉短く礼をいう。





男の意地。



涙は見せなかった。







「凄かった!格好良かった!」






憐れみでも慰めでもない、




ミサキの心からの言葉が身に沁みた。




振り返りもせず、片手を挙げた。








一人。




海辺に蹲り、泣く。





嗚咽が止まらない。






今の自分を出し切った。




だからこそ、悔しい。







「おもろいバトルやったなぁ」



「これやから、ガンプラは止められへん」






いつの間にか、




静かに隣に立つ、師。






慰めの言葉は無かった。




こちらを見もしなかった。





その優しさが、心に沁みた。






「ワイ、もっとええガンプラ作りたい」




「いえ、作ってみせます!」




「見といてください!!」






師に誓う。






勝ちたいとは、もう言わなかった。






己が理想のその先に在るものを目指して。




たゆまぬ研鑽の果て。





勝利は自然、其れに伴うだろう。






頼もしく前を向く弟子の顔。





見つめる師の表情は、




どこまでも優しさに溢れていた。










心形流。




それは、己の心を映し出す鏡。






映し出すは、





師弟が紡ぐ、




ただひたすらに、ガンプラを愛する心。








ガンダムビルドファイターズ 第17話感想 おわり










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