スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ガンダムビルドファイターズ 〜 戦士の輝き 再び。 な 第20話感想(4)

此のバトル。



フェリーニが勝つ。





自身への慰めでも、



誤魔化しでもない。




そう思い始めた私。





そんな訳はない。




そう囁く、もう一人の自分。






だが確かに。





私は。




傷が癒え、



己の心に、



再び、火がともるのを感じていた。











ガンダムビルドファイターズ 第20話


「裏切りのアイラ」感想その4。










圧倒的なまでの、



フェリーニの猛攻。





鮮やか極まる、



その戦い様。





戦士の輝き。



魂の輝き。







だが。






孫の不安げな言葉を受け、





大丈夫だからと席を立ったネメシス総帥の言動が、



絶望へのカウントダウンを告げる。






バトル中のナインへの音声通信で、



この有り様を叱責する総帥。




アイラのエンボディの数値が低いと訴えるナイン。





しかし総帥は冷酷に告げる。





今すぐ出力を全開にしろと。






アイラがどうなっても構わない。



壊れたら次を用意すればいい。




これは出資者としての命令だと。








アイラを人と見なさず、



道具として使い捨てる。




許されざる、その所業。






だが、




逆らえないナイン。





恨むなら不調の自分を恨めと、




システムを最大稼働させる。








「!?」







突然の異変に仰け反るアイラ




視界が歪む。



悲鳴を上げる。






パピヨンが糸が切れたように墜落し、



雪上に叩きつけられる。







「操作ミス!?」



フェリーニが訝しむ。






「いや」



「ようやく堕ちたのかい!?」



「この俺の魅力に!!!」





不審ではある。



しかしこの機を逃さず、


パピヨンに向けてライフルを放つフェニーチェ。





噴き上がる爆煙。







しかし。






無傷のパピヨンが。




まるで先程の意趣返しだと言わんばかりに、、、




爆煙を裂いてフェニーチェに突進する!!!








「!?」







一瞬で右腕を斬り落とされる!!!





主を失ったメテオホッパーが雪上に吹き飛ぶ中、





異変に気付き、



即座に飛び立って、


ライフルを撃とうとするフェニーチェ!!






だが!!





正面に捉えた筈の敵に、、、




背後から襲いかかられ、



両の翼が斬り裂かれる!!!







圧倒的な速さで迫るパピヨン!!!






「何!?」



熟練の戦士が事態を掴めない!!






更には、、、!!




飛翔しようとするフェニーチェを、



その上から叩き落とす!!!






「何故だ!?」



もはや、


叫ぶことしか出来ないフェリーニ!!!






此処からは、




手に汗を握りながら見守ってきたキララが、




茫然自失になっていく程の、



凄惨な光景が繰り広げられる。







、、、、、、、、、、、、、、、、








レイジ


マオ君、


ニルス君、


セイ、




走る四人。





ファーストのアムロの台詞。



全43話分。




喋り切るまでセイの意識が戻らず、



会場への到着が遅れていた。







そんな彼らが目撃したのは、、、





一方的なまでに斬りつけられ。



打ちのめされ。





ガックリと膝をつく、



フェニーチェの姿であった。







「完全に動きを読まれている」



「それがコイツの」



「強さの秘密か!!」





強さの所以は分かった。




だが。




いずれにしても、




文字通り、手も足も出ない。







「だが、まだだ!!」



「まだ終わりじゃねえっっ!!」





殴り掛かるも、



無残に叩き伏せられるフェニーチェ。






「もうやめてフェリーニ!!」



「そんな状態じゃバトルにならない!!」



堪らず、


キララが音声通信でフェリーニに訴えかける。






「馬鹿言うんじゃねえっ!!」




「この俺が!!」



「このまますごすご、、、」




「引き下がれるかあっっ!!!」





猛然と突進するも、



敢え無く胸を貫かれるフェニーチェ!!!







だが。





胸を貫かれたまま。





パピヨンのランスを掴み、



そのまま踏み込む、、、!!!







「コイツ、何を!?」



迫るフェニーチェの顔に慄くナイン。






「まさか!?」



セイが叫ぶ!!





「いかん!!」



ラルさんも何かに気付いた!!






「付き合ってもらうぜ、、、」



「俺の自爆ショーに!!!」





「これがイタリアの伊達男の」




「男の花道だ!!!!」





此処でフェリーニが、




原作さながらの自爆行為に及ぶ!!!









「軟弱者!!!」








叱責の叫び声に、



自爆ボタンを押そうとする、


フェリーニの指が止まる。






キララが歩み出しながら続ける。






「何カッコつけてんのよ!」



「相討ち覚悟の自爆?」



「笑わせないでよ!」





「アンタ、何の為に戦ってんのよ!!」



厳しく問いかける。






「勝つ為でしょ!!!」



答えを突き付ける。






「今日負けても!」



「明日勝てばいいだろ!!」





「明日じゃなければ!!」



「明後日に勝て!!!」





「フェニーチェと!!」




「一緒に!!!」








私は。




驚きとともに言葉を失った。






フェリーニの奮戦。




戦士の輝き。



魂の輝き。





其れだけで、



もう十分だと思っていた。







其れだけで。





この後、



何が起きても私は耐えられる。





ありがとう、フェリーニ。




そう思っていた。







しかし。





キララまでもが。




其の魂の輝きを放つ。






元より望んで入った道ではなかった。



かつては勝利のために、手段を選ばなかった。





だが。





彼女は見た。





フェニーチェとスタービルドストライクが放つ、




戦士の輝きを。




魂の輝きを。






その光景に何かを感じ、




此処に至った。






戦士として戻ってきた訳ではなかった。




フェリーニの相手はアイラだから、



男同士の間に入った訳でもなかった。






しかし、今。






キララは確かに。




戦士の間に立ってみせる存在となって、



我々の前に帰ってきた。











見事だ、、、!!!










キャラクターを大事にし、



使い捨てずに丁寧に描く。






其の心の有り様を。



心の成長を。







私は、、、




此れが見たかったのだ!!!








本当に、、、




本当に今話は、、、、、!!!







幾重にも重なる静かな感動が、



心に沁みる。




涙が溢れそうになる。









キララの、



其の言葉を受けて。





フェリーニから、



我を失った表情が消え失せる。






「言ってくれるじゃねぇか、、、」




「確かにこれはクールじゃない」




「クールじゃないよな」







そして。






会場に、



フェリーニ棄権のアナウンスが流れる。






バトルには敗れた。






だが。




失ってしまうところだった大切なものを。





フェニーチェを護った。





共にファイターとしての道程を歩んで来たパートナー。






己の大切な女性が、




自分の大事な相棒を護ってくれた。




自分の心を救ってくれた。






交わされる二人の笑顔。






フェリーニとフェニーチェを包む、




キララの、




柔らかく温かな魂の輝き。















其れが、



新たなる悲劇を呼ぶ。












パピヨンが、




動かぬフェニーチェを蹴り倒す!!!




そして、



ランスを逆手に構えた、、、!!!





「何をしているアイラ!?」



「もうバトルは!!!」





ナインが叫び、



そして気付く。






アイラは、、、





意識を失っていた。







振り下ろされるランス。




何度も。



何度も。



何度も。






死体が弄ばれるかのように。





ランスに突かれる度に、



フェニーチェが、



跳ねるように痙攣する。






其の凄惨な光景に、




声を失う観客達。








あのまま。




自爆した方が良かったのではないかとさえ思える。





自爆して。



パピヨンからアイラを解き放ってやった方が、


良かったのではないかとさえ思える。





あまりに惨すぎる光景。







「、、、めて」




「やめて、、、、、」




「もうやめてえええええっ!!!」





絶望のキララが叫ぶ!!!






「フェニーチェが、、、、、」



「てめええええええっっ!!!!」




フェリーニが怒りの咆哮を上げた、



其の瞬間、、、!!







割って入る影、、、!!!






レイジのビギニング!!!!







他者への仕打ちを。




自身の事のように怒り、



飛び出した!!!







其の若さが、、、




熱い心が、、、





愛おしい程に頼もしい、、、!!!







飛び退くパピヨン。





「何やってんだよ、てめえっ!!」



「勝負は着いただろうがっ!!!」




怒りに震える。






「勝負はてめえの勝ちだ!!」



「だから!!!」



「すっこんでろおおおおっっ!!!!」






咆哮とともに、



パピヨンに斬りかかる!!!







だが、、、!!






瞬時に寸断されるビギニング!!!







「いくら素組みとはいえ」



「ああも容易く、、、!?」




ニルス君が絶句する。







「何だ」



「今の動きは」





「何なんだ」



「お前は!?」






かつて。





場末の酒場とはいえ、



ボールで、


複数の敵を向こうにまわして圧勝した。






アイラの助けがあったとはいえ、



素組みのビギニングで、


裏稼業のプロを相手に勝利した。







そのレイジが。




何も出来ずに瞬殺された。









バトル強制終了。








倒れ込むアイラ。



ナインが慌てて助け起こしにかかる。







「よくもやってくれたな、、、」



怒り心頭のレイジ





「許さねえっ!」



相手に駆け寄る。







其処で、




彼は目撃する。







ナインが抱え上げ、



割れたバイザー越しに見える素顔。




「あたし、どうして、、、」



気が付いたアイラが呻く。






「おい、お前、、、」



殆ど声にならない。






「レイ、ジ、、、」




名前を偽ってまで。



隠したかった自分の秘密を、、、


知られた。






「アイナ、何してんだ、、、」


「おい、、、」




顔を背けるアイラ。






「何してんだって聞いてんだよ!!」




「アイナあああああっっ!!!」







レイジの絶叫が、






会場に響き渡った、、、、、








、、、、、、、、、、、、、、、、








此処に至って私は。





ある種の感動を覚えていました。







フェニーチェが嬲られる、



煉獄の果てのようなあの光景を見て?






アイラがレイジに裏切り者と責め立てられる、



此の光景を見て?







気でも触れたか?






そう、言われるかもしれません。







私が感動したのは。





スタッフ陣の一つの仕掛け。







勝負が決したにも関わらず、



動けぬ相手を嬲り続ける。




許されざるその所業。






しかし。





アイラは意識を失っていた。






システムで、



悪意や怒りを増幅されていた訳ではない。






アイラは意識を失っていたのだ。







アイラは。




アイラの魂は。




あの悪行に加担していない。







アイラを。




アイラの魂を。




救う事が出来る。







かつて。




救いのないまま散っていく事の多かった、



ガンダム本編のヒロイン達。






その悲劇性も相まって。




確かに。



永遠に色褪せぬ物語を紡いだ。






だが同時に。





生きて。



一人の女性として。





幸せな人生を歩んで欲しかったという思いが、




永遠に消えることなく心を突き刺す。







この世界に。




生き死にの概念はない。







しかし。





其の心が壊れ、



戻って来られない危険があった。






ただでさえ。




システムの負荷で、



意識が戻らない可能性すらあるのに。






パピヨンを破壊しても。




システムを破壊しても。






己がやってしまったと、



自身を責め続ける事になれば。





其の心が、



壊れてしまうかもしれなかった。






だが。




アイラは意識を失っていた。






この一点。






あたかも。





煉獄の果て。



垂らし下ろされた細い蜘蛛の糸のように。





儚く消えてしまいそうな。





弱々しい光を放つ、




其れを。







見逃すな、レイジ。





怒りに目を曇らせるな。






憎むべきはパピヨン。




憎むべきは組織とそのシステム。







アイラを、



救う事が出来る。






アイラの魂は。





血に汚れぬ無垢なままの姿で、



救いを求めている。







誰に?







分かっているだろう。






其れは他でもない。






お前にしか出来ない。




お前の役目なのだから、、、!!!







ガンダムビルドファイターズ 第20話


「裏切りのアイラ」感想


おわり










以下をクリックして頂けると幸いです
m(_ _)m
にほんブログ村 アニメブログへ
関連記事

theme : ガンダムビルドファイターズ
genre : アニメ・コミック

tag : ガンダムビルドファイターズ第20話 ガンダムビルドファイターズ フェリーニ キララ アイラ レイジ ガンダム

プロフィール

いっちゃん

Author:いっちゃん
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
おすすめアイテム
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
検索フォーム
ブログランキング参加中
以下をクリックして頂けると幸いですm(_)m
にほんブログ村 アニメブログへ
人気ブログランキング ブログ王

ブログランキング【くつろぐ】
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。